Diary
03年11月12日 さらば先輩!! カレーに散った青春
昨日は『炎の転校生』を読みふけってて日記どころじゃなかった。
もー、もーーー! 若気の至り?
『やっちゃいましたって感じで、バーーッと見開きでッ!!』
って炎尾燃も言ってたが、そんな感じだった。
ところで、東京アンダーグラウンド終わっちゃうんですか?
有楽先生、終わらせちゃうつもりなんですか?
………。
うごぉぉぉぉぉ〜〜〜!!!
そんなことされたらガンガン買う理由が1つ減ってしまう〜!!!(´Д`;
A級師兵も出るのか怪しくなってきたし、あのお方のセリフのお陰で。
まぁ、まだ『終わらせない』展開もあるけどさ…
それにしても… 面白くなっているだけに原稿の白さが嘆かれる…(T□T)
E教授がやってきました。
バングラデシュからやってきました。(アロルデシュじゃないよ?)
昨日、オミえもん達が成田まで迎えに行ったんですね。
それにしても、E教授… Eさんって、俺、会ったことがある気がする…
………。
そのね、実は、去年さぁ、Eさんだったのかな?って人と会ってるんだよ。
↓コレコレ
生誕祭(半年)
研究室に着くと、そこにはまだEさんはいなかった。
10時ころになったか、Eさんがやってきた。
…なんというか、ますます以前会ったあの人のような気がするんだが…
………。
そう、なんかね、本当に、こういうキサクな方だったと思う。
…が、俺はもてなしてる場合じゃないのよね。
だって、今日は予稿作らなきゃならないのよ。
明日が提出リミットで、しかも神田に出すわけだから、
最低限『朝イチ』の学内便でないと遅い。
というわけで、4年生たちに任せたッ!!!
………。
………。
………。
なんだよお前ら、Eさんに話しかけろよ!!(゚Д゚;
そんなこっちゃ、Eさんが疎外感受けるだろ!?
とりあえず、一番そばにいる俺が色々と質問を受けたり、相手をする。
ノブも段々と体当たりでコミュニケーションを取り始めた。
むう、良かった良かった… これであとはノブに任せて予稿に集中できる。
※これより後、英語の文章に
関して当方はまったく
責任をとりません。
Eさん「I wish to get bank account.」
ノブ「なんだか、銀行の口座を持ちたいみたいですね…」
俺「そうか、それじゃあ連れて行ってさしあげろ。」
ノブ「わかりました。
………。
あッ!!! 俺、車じゃないんだった…」
はうぁ!?Σ(゚Д゚;
そういやぁ、ノブは車を修理に出してしまってるんだった…(´Д`;
オミえもんは実験中だし…
OB2はもちろん遅刻なので頼れやしない。(´Д`;
俺「わかった、俺が車出すよ。」
で、俺・先輩・ノブが付き添いで銀行へ。
簡単なもんだろうと思っていたら… 意外。
口座を開くには『外国人ナンタラ証明書』と言うのが必要らしい。
…む、むう… とりあえず市役所にいかねばならんらしい。
ノブ「確か『外国人〜証明書』って就労ビザか勉強用の
ビザじゃないと取れなかった気が…」
なんでそんなことを知ってるんだ貴様?(´Д`;
お前、日本人じゃないのか。
俺「とにかく、Eさんに状況を説明しないと… えっと…
し、市役所? 書類? えーっと…
We must go to city office, and get paper.」
なんかすごく適当なこと言ってますが、伝えることが重要です。
ちなみに市役所は『city hall』だって言われたけど、
やっぱ『city office』も市役所って意味だったじゃねぇかよこの野郎、って言っても仕方ないか。
車の後部座席で不安げな顔をしているEさん。
どうやら俺のインチキEnglishは伝わらなかったらしい。
つーか、見知らぬ土地を車で連れまわされちゃ不安だろうよそりゃ。
俺らのやってることは北朝
それにしても、なんか先輩が変だ。
俺よか英語を知ってるはずなのに、Eさんとまったくと言っていいほど喋らない。
だもんで、さぐりを入れてみた。
先輩「なんか、単語が全然出てこない…(´Д`;」
俺「それ、多分『間違ったことはいえない』って言う
無意識下のプレッシャーがあるんですよ。」
そうなんだよね、先輩ってこういうタイプの人なのだ。
『何でも出来るから、出来ない自分をふがいなく思いすぎる。』
俺は、『何も出来ないから、出来ないのは恥ずかしくともなんともない。』
だもんで、インチキ英語でズバズバ喋って、なんとかEさんと
意思疎通をはかれてるんですね。
ノブはなかなか、単語力は俺より相当あるんじゃないか?
『COPY』と『COFFEE』を間違えた俺よりは。
『COPYはどうやるの?』って訊かれたのに、
『COFFEEはどうやっていれるの?』って聞こえたんですよ。
フフフ…
コーヒーいれてEさんに出しちゃったよ。
で、市役所へ。
なんかすごくカッコイイ建物…
なんだか閑散としているのは気になるが…
うわッ、図書館があるよ!! すげえなこの市役所!!!
先輩「ここ図書館だってよ。」
俺「くっは!!!(゚Д゚;」
市役所は少し先でした。(´Д`;
そりゃ図書館併設されてるよな、図書館なんだもん。
さて、今度はなんか市役所の職員がI can't speak Englishで困りましたよ…?
まったく英語を使おうとしません。
片言も!! ホンットウに簡単な英単語もまったくまったくまったく出てこない!!
色々ともめたあとに、やっと英語の喋れる担当の人が出てきた。
ふう… ヤレヤレ。
それにしても、本当に先輩が様子おかしいよッ!!!
Eさんの話を聞いて理解しては俺に話しかけるばっかりで、
Eさんには話しかけないよッ!!(T□T)
Eさん「Japanese speak English, difficult ?」
俺「あー、そうですねぇ…
Japanese people afraid of speaking English.
They can speak English a little.
They don't believe themselves. Think English very poor themselves.」
今こうやって文章にしてみると、変なこと言ってるが…
なんとかわかってもらえたようだ。
『日本人は英語をちょっぴり喋れるくせに恐がって喋れない』
実際、知ってる単語の範囲のみでも、なんとか理解してもらうことができる。
…と、思っていたら、ピンチ。
まったく説明できない状況に追い込まれた。
『今、手にはいるのは1度きりの証明書で、
何度も使える証明カードは26日以降の受け取りだ。』
…一見簡単そうだが、この内容を伝えることが出来ない。
そもそも、Eさんには『書類が足りない』としか説明してない…
俺も先輩もノブもお手上げ。
………。
そうだ!!!
目安箱にそなえつけられている紙とペンを使って、
図と片言の英語でEさんに説明を始める俺。
俺「Now get paper is to BANK !! use one time.
over november 26 get card. many time use !」
Eさん「Oh, oh OK !」
か、紙とペンは偉大だ…!!!(T□T)
文法無視の『単語羅列』でも図の補助が加わるだけで理解してもらえる…!!
紙とペンは必須か…
この要領で、8時ころには『まきもの』『にぎり』『ぐんかん』の説明をしたしねぇ。
何を教えてるんだお前はって?
『わりかん』も教えたし、『おっつ』も教えたし、『これなんだい?』も教えたよ。
なんとか口座を開設して、疲れ切った一行は昼飯のために研究室に戻った。
つーか、3、40分程度のつもりが2時間くらいかかったのか?
その… 本当、予稿ヤバイって!!!
…なんか、OB2が変です。
つーかさぁ、本当に空気がおかしいよッ!!!
大丈夫だよ、Eさんは噛み付いたりしないよ!?
俺の片言イングリッシュでも通じるんだよ、大丈夫なんだよ!!!
5時ころ、今日の学内便にギリギリ間に合うくらいで予稿が完成した。
まぁ、出すのは明日の朝イチらしいですが。
明日の朝、9時前に来てやるつもりはないんで。
さて終わったのでEさんの夕飯を調達しよう… ということでジャスコへ。
Eさん「Can I cook curry ?」
(゚Д゚;
お、恐れていたことが…
先輩… 先輩… ノブが『先輩はカレーが嫌いだって言った方がいいですかね…』
って優しさを見せてました。
それに対して『先生が一応言ってるはずだと思う。それでも作ると仰るんだから止めるな!!』
と言ったのは俺です。
ああ…
そんな…
しょっぱな、研究室での夕飯がカレーだなんて…!!!
みんなに振舞ってくださる模様。
え? いくら生理的に受け付けないって言っても、
ニオイくらい我慢しろって?
違う… 違うんだよ…
先輩は、先輩はね…
Eさんが料理してくださるのなら食う。
と言ってるんです…
前から… 前から… ずっと前から…
Eさんが来訪するという話を聞いたときから、その決意を固めていたっぽいんですよ…
おおおお、おいたわしや…
俺としては、本場のカレーを食えるのは凄く嬉しい…
でも、先輩が…!!!
俺「大丈夫なんですか? 無理しない方がいいですよ…」
先輩「カレーを食ったくらいでは死なん!!(`Д´)」
俺「それはわかってますけど…」
カレー、ものの30分で完成。
そして、食う!! 食う!!! 食う!!!!
そして、先輩、オカワリ!!!!
マイガッッッ!!!!(゚Д゚;
なんてことだ、なんて漢気だ!!!!
食った、食ったよこの人ッ!!!
カレーを食べきったよッッッ!!!!!
カレーの後は雑談してた。
ケンZZに『Eさんにも今のはなししてあげなよ』と言ったら、
電子辞書片手に積極的に話しかけようとしはじめた。
その意気や良し!!!!
3ヶ月後には、辞書なしでEさんと意思疎通できるようになってるといいねぇ。(´▽`)
先輩VSカレーは心が痛む…
心が痛む片隅で、『ネタ』のニオイに我慢しきれない俺もまた、あった…
人間とはかくも貪欲なのか…